追憶を燻らせて

久々にスコッチをロックで。
少々お高めなチョコレートをお供に、
ジャズの調べに耳を傾ける。

過ぎし日々は時とともに哀愁となってゆく。
まるでウィスキーが熟成されるかのごとく、
遥か彼方に遠ざかるほど、
そこに浸りたい衝動を禁じ得ない。

無欲であれば平穏を得ることは容易い。
だがそれは同時に人間としての自覚も失う。
金に無欲になることはできるだろう。
性に無欲になることもできるだろう。
けれども己が己として存在することを忘れることはできない。
生きる意味を求めてしまうのが人が人たる所以である。

いずれ死ぬのが人生だ。
生きているうちから屍になることもなかろう。

いつかまた。

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