曲を作る時、なんの制約も無しに自由に作れ、
と言われると案外煮詰まったりするもので、
いつどこでどんなシチュエーションで歌うために作るか、
みたいな出口が決まってたりすると、
作りやすいことがあります。
あるいは、CMソングなんかで、
商品名とかを絶対入れる、
とかでも似たような感覚があるんですけど、
何かを作る時って、
そういう出口がある程度あると結果として良いものができたりします。
それって、言い換えると、
受け手の視点を想像するって事なんだと思うんですけど、
自己満足にならないで、
作品として成立するかは、
受け手の視点って大切だなと。
何も音楽だけじゃないんですけど、
例えばオフィスワークとかで、
何か資料を作る時とか、
お客さんだったり、
社内の人だったり、
誰かに見せるとなると、
それなりにきちんと作るじゃないですか。
日常の中でも、
今日は誰にも会わないって日は、
顔とか洋服とか適当でも気にならないけど、
可愛子ちゃんとデートするなら、
ばっちり決めるわけで。
だから、何かをする時に、誰にどう見せたいか、
あるいは見た人はどう思うか、
といった受け手の視点を考えることって大切なんだと思います。
でも一方で、根底には自分が出したい音を探求する、
というのも大原則だし、
人目を気にしすぎて萎縮するのも意味が違くて、
あくまで自分らしく、良いと思うものを表現する中で、
その見せ方やまとめ方を考える時に、
受け手の視点に一度立ってみる、
そんな感じですかね。
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